8月29日(火)・9月1日(金)の2日間、
フィリピン・ダバオ市にある
Davao Medical School(ダバオ医科大学)から
12名がえむえむに研修にやってきました!
主な目的は、
標本の作製方法について研修したい、とのこと。
えむえむとしては数年ぶりとなる、海外からのお客様。
あたふたしながら、なんとかお迎えするための準備を整えました。。
1日目は、
当館の館長・副館長も同席して名刺交換から始まり、
博物館や医大校舎棟、病院施設をご案内しました。
その後医大校舎棟ラウンジにて、
懇親の場として昼食会を行いました。
↓ 顔合わせ
↓ えむえむ見学
↓ 病院見学
↓ 昼食会
↓日本食をご用意しました
会食中、通訳の方に助けていただきながら、
フィリピンの文化や大学環境などについて
色々とお話を聞くことができました。
その中で、フィリピン語(タガログ語)では
文末に “Po” をつけると、日本語で言う敬語のような役割をすると教えていただきました。
それ以降、会話の節々にPoをつけてみることに。
Good morning po!
Thank you po!
可愛らしい響きで、つい言いたくなります^^
さて午後からは、
標本製作(樹脂包埋)についての研修を行いました。
↓ 作製方法についての説明
↓ 実際に型に樹脂を流し込み、作製してもらう様子
2日目は、
1日目の樹脂包埋製作の続きと、
液浸標本についての説明を行いました。
↓ 型から外した樹脂を研磨する作業
↓研磨中の樹脂標本模型
↓液浸標本作製についての説明
時間の都合で、プラスティネーション標本の説明まではできませんでしたが、
皆さん熱心に見学され、たくさんのご質問もいただきました。
少しでも参考になりましたら幸いです^^
Thank you po!!
【 お ま け 】
いただいたお土産のひとつにチョコレートが入っていたのですが、
このチョコレートがとても美味でした◎
↓ いただいたチョコレート
フィリピンはカカオの主要産出国らしく、
なかでもダバオは、国内生産量トップクラス(しかも高品質)のカカオ都市だそう。
いただいたチョコレートは「マラゴス・チョコレート」という会社のもので、
ツリートゥーバー製法(=カカオの木の育成からチョコレートの製造までのすべての工程を、生産者が産地で行うこと)
を用いるなどの取り組みをしており、複数の品評会で入賞もしているようです。
どうやらチョコレート・ミュージアムもあるそうなので、
いつか見学に行った際には、ここでご報告しますね^^✈️